1Kと1Rの違い

1Kと1Rの違いとは？
仕切り扉の有無です。

1K（わんけー）とは、
一つのの部屋と
キッチンからなる
間取りですよって意味です。

1Kの「1」はひとつの部屋。
1Kの「K」は
キッチンのことです。

1R（わんるーむ）とは
ワンルームの略で
部屋とキッチンなどが
仕切りなく、
ひとつづきな部屋ですよ
って意味です。

答えは…
扉1枚あるかないかの違い。
…になります。

違いは仕切り扉の有無

そのポイントは？

ポイントは
キッチンと部屋の部分が
仕切られていること。
扉でもいいですし、
引き戸でもいいけど、
仕切られていることが
ポイントです。

アコーディオンみたいな
隙間だらけの仕切りで
1Kと称す部屋もありますが、
私的には
それは1Kでなく1Rだという
認識です。

微妙なトコロで…

「キッチン」と「部屋」でなく、

「キッチンと部屋」と
「玄関」の間に

仕切りの扉がある物件が
まれにあります。

めずらしいと思いますが…

それは1Kか1Rがどちらだ？
といえば…
1Rかなと思います。

ちなみに、
バスとトイレが別とか…
一緒のユニットバスとか…も、
1Kと1Rには
関係ないです。

専有面積が広いからとか…
狭いとか…っていうのも
1Kと1Rの違いに
関係ありません。

仕切りの重要性

仕切りの重要性はなにか？

エアコンの効率があがります。

いかんせん、
賃貸物件用玄関扉の
断熱性気密性遮音性が
とんでもなく悪いのです。

それに換気扇の
外部への通気口が
完全に密閉されるくらいに
閉まらないので、
そこからも
外気が入り込みます。

このことから、
居間とキッチンの間に
扉があったほうが、
冬に寒くなく、
夏に暑くない。

…といいますか、

居間とキッチンの間に
扉がないと、
マトモに居間の温度が
維持できない。

ホントにびっくりするくらい
維持できない。

キッチンの蒸気や油分、
ニオイが居間にこないように
扉があったほうがいいとか、
細かい利点はありますが、

とにかく、
扉がないと
居間の温度を維持できない。

これにつきます。

ワンルームのオープンな雰囲気が
オサレで憧れている人は、

ウラでエアコンを
ガンガン焚かないと
いけないってコトを
覚悟してください。

エアコンの電力使用量が
3倍とはいいませんが、
2倍くらいは変わっちゃいます。

電気使用量がどうのこうの
以前に、体感的には
エアコンが効かない
…って感じです。

それと、水回りと
居室に扉が一枚あったほうが
便利ですね。

調理の水蒸気や匂いとか、
コバエなどのムシ…
ゴキブリとかは
玄関扉のスキマとか
どこかしら入ってきますので
扉1枚が間にあるほうが
気分的にも安心です。

1Kの扉の意味は…
玄関スキマからの通気を遮断。
風呂・トイレの換気と遮断。
キッチン換気扇と遮断。

望まない外気の流入からの
遮断なのです。

1DKと1LDK

私みたいな
貧乏一人暮らしには
広い部屋は
あまり関係ないのですが…

1DK（わんでぃーけー）とは、
一つのの部屋と
ダイニングキッチンからなる
部屋ですよって意味です。

1DKの「1」はひとつの部屋。
1DKの「DK」は
ダイニングキッチンのことです。

ダイニングは食堂、
キッチンは台所です。

もうひとつおまけに、

1LDK（わんえるでぃーけー）とは、
一つのの部屋と
リビングダイニングキッチン
からなる
部屋ですよって意味です。

1LDKの「1」はひとつの部屋。
1LDKの「LDK」は
リビングダイニングキッチン
のことです。

ダイニングは食堂、
キッチンは台所、
リビングは居間です。

DKの部分で…
何畳をもって、
「DK」なのか？
「LDK」なのか？
っていうのは
正直言って
あまり明確ではないです。

6畳ならDKで
8畳以上ならLDKかなって、
思います。

ざっくり整理しますと、
部屋の間取り種類は
以下のようなカンジです。
一般的に「狭い」順にしますと…

1R：単身者向け
1K：単身者向け
1DK：単身者向け
2K：単身者向け
1LDK：二人暮らし向け
2DK：二人暮らし向け
2LDK：小規模ファミリー
3DK：小規模ファミリー
3LDK：一般的ファミリー

こんなカンジになります。

広さの表記

広さの表記に注意

例えば、7畳って表記でも…

1Kだと…

上記の黄色の部分を指します。
居室が7畳。

で、
1Rだと…
下記のオレンジ部分を
指すことが多いです。

居室とキッチンと玄関までの
廊下を含めて7畳。
「指すことが多い」って
いうのがポイントで、
このあたりも、絶対じゃない。

単に、物件情報で
狭い部屋を広く表記しようと
してるだけです。

1畳の面積も地方によって
微妙に違うし、

広さに関しての表記は
こういった「何畳」の
数値で判断せずに

「専有面積」で判断しましょう。

ある程度、
引越しを重ねている人は
「何畳」で判断しません。

私も、「何畳」の数字は
参考にもしてなくて、
「専有面積」しか見てません。

同じ「7畳」表記でも…
実際に部屋を見て…

なんか1Rのほうが狭くない？

って、感じるのは
この表記のせいですね。

以上、1Kと1Rの違いを
解説しました。

ちょっと、乱暴な言い方ですが
私に言わせると、
1Kと1Rの違いは…

扉1枚あるかないかの違い。

エアコンを
効率よく使えるか否か？

この2点が焦点です。

以上、1Kと1Rの違いでした。