下請けは一代で終了
下請けは一代で終了
分散を殺された会社の末路
下請けで始まる会社は、
その社長の一代で
終了するのが
いいかもしれません。
終了とは、廃業。
そこで一度、会社を畳む。
分散を殺されている
派遣業っていう下請け
下請けで始まる会社は、
事業の継続に際し
効率が悪すぎる…
私は、
このタイプの会社で
二代目社長へ継承して
続いていく会社を
まだ、
見たことがありません。
実際に勤めてみて
そうだったし、
周囲もそうなんです。
つまり、
会社の創業時点で
分散を殺されている状態。
下請けの会社って、
10年くらいで廃業したり
再編したり…
転職は必ず起きるのです。
会社の命運
創立した段階で
すでに命運が決まってる
下請けから始まる会社は
創立した段階で
すでに
命運が決まっています。
特に「派遣業」の
認可を受けて、
社長が、独立開業前に
元々いた会社の
業務の一部を請け負ったり、
もしくは、
社長が、独立開業前に
元々いた会社に
社員を派遣するスタイルで
開業した会社は
その社長、一代しか持たない。
それを前提で
会社設立から
会社の廃業までを
組み立てるべきだと
思うような事例にしか…
目にしたことがない。
私の境遇が
ド底辺なんだから
周りがそうなんだといえば
それまでかもしれませんが
結局、下請けから
始まった会社は
続いていかないっていう
世の中の仕組み…
そうなっているんだな…
って、感じることが
多いです。
派遣業と兼業
派遣業との兼業が多い
私…
派遣だったときに、
長期出張から帰ってきたら…
その派遣先会社に、
「部署ごと」売られていて…
「おかえり、
そうそう、昨日から
キミ、ウチの正社員に
なってるから、
旅費清算の方法変わったから
気をつけてね。」
「…ほぇ?
ウチの会社は…?」
「倒産だってさ。」
っていう、経験もあるし、
逆に、
この部署…
来季は部署ごと売却されて
転属なんだけど…
ところで、
転属先の判断によると
キミ、戦力外で、
来季は転勤なんだけど、
どうする?
え!…じゃぁ辞めます…。
っていう、経験もあります。
それら会社の共通点って、
「派遣」を専門にしている
ワケじゃないけど、
社長が、独立開業したとき、
元々いた会社の業務を
請け負ったり、
「派遣業」の認可登録を受けて、
元いた会社に送り込む
派遣社員の人数を
増やしていった
会社なのです。
このタイプの会社は、
その社長一代でしか
生き残れない。
そういう仕組みに
なっているんだなぁって
感じてます。
終身雇用がない
終身雇用がない
退職金の積立が起こらない
派遣業との兼業の
下請け構造の会社…
なにかしら、
製品を作る
技術があるんじゃなく…
単に、人を雇って、
社長が独立開業前に
もともといた会社に
低い単価で
派遣として送り込む…
じゃぁ、こういう会社って、
私みたいな、
派遣で出向させられている
末端の従業員にとって、
どういう影響があるの?
って、いいますと、
終身雇用がない。
望む、望まないに関わらず
転職、転属は必ず数回起こる。
そんな状態では
退職金が積み立てられない。
退職金がない。
こういうことになります。
基本的に、底辺は
正社員であろうが、
幹部になろうが、
転職機会が多くなるのが
あたりまえなのです。
会社が続かない理由
下請けから始まる
会社が続かない理由
じゃぁ、
下請けから始まる会社は
なぜ、続かないのか?
社長が、元々いた会社から
仕事を受けるのが
終わりの始まりだと
感じました。
一見、
社長の信用の元で
受注できているように
見えます。
まぁ、
実際そのとおり
なんですけど…。
でも、
その社長に発注するのは
その社長の、元、上司的な
立場の人なのです。
このせいで、
受注は安定する反面、
単価は上がっていかないのです。
社長の元上司:
仕事は発注するけど、
単価は安くしておくれよ…
社長:
んー…
元上司だし、
受けざる得ない。
断ったら、次がないし
一発で会社が終わる…
つまり、利益が上がらない。
そして、従業員の給料は
全く上がらない。
単価が低め一定の中で
社長の取り分を
増やすには
社員の給料を叩くしかない。
社長は、いいですよ。
誰でもいいから、雇って、
元いた会社に派遣として
送る込んでるだけ…。
そこから、
ピンハネしてるだけですから。
でも、何年勤めても
まったく給料があがらない
従業員は
ひとたまりもない。
だから、
従業員が長居できないんです。
つまり、技術の蓄積、
礎の構築が起こらない。
社長は、いいですよ。
元いた会社、元上司は
営業しなくても
たくさん買ってくれる
お客様ですから。
単価が安いのが
タマにキズなだけ。
でも、この延長にあるのは
取引先への依存なのです。
都合のよい下請け
都合のよい下請け企業を
作らされただけ
取引先への依存…。
このせいで、
奴隷以下の、物乞いに
落ちます。
勘違いしないでほしいのは
下請けが悪いんじゃなく、
取引先への依存が
悪いってこと。
顧客が分散されてなく
少ない数で固定されることが
致命的なのです。
下請け→物乞い…っていう
プロセスがわからない
って、人は
先にこちらの記事を。
会社が副業禁止の理由
つまるところ、
売上面で
支配されてしまうのです。
そうすると、
価格の決定権を
持っていかれます。
そうすると、
扱いは、子会社、以下です。
下請けって、奴隷以下なんです。
物乞いレベルの扱い…。
奴隷だったら、ご主人さまの
所有物あり、財産ですけど、
物乞いだったら、財産ですら
ないですから…
トカゲの尻尾切りの
尻尾ですらない。
株式とかの
資金が連結的に
支配されているわけでもなく、
役員を送り込まれて
いるわけでもないのに、
価格の決定権がなく、
他に取引先がないから、
従わざるを得ない。
取引先が
分散されてなかったのが
原因なのです。
相手の要求を、
ありがたく受けとる
以外にない…
で、
元々いた会社が
狙っていたのも
この状態です。
社長が独立開業できたのも…
なんてことはない、
経費削減のための
都合のいい部署を
作らされただけ…
そのための会社を
社長自身の財産で…
しかも、もと居た会社から
資金援助を
してもらうことなく…
リスクばっかり
押し付けられて…
作らされただけ…
ハナっから、
都合のいい外注先を
作る計画に
まんまと、ハマっただけ…。
絶対服従、
斬り捨て御免…な
都合のよい下請けを
作らされただけ。
このことに、
遅かれ早かれ
気づくことになります。
取引先の分散ができないと、
どうしてヤバいのか?
というのは、別の記事に
してまして、
後述しますので、
ここでは、
あえて触れませんが、
取引先を
分散させない策略に
まんまと、ハマってしまったと
いうワケです。
いい客層の方向を
見続けることを放棄したから…
悪い客層に依存するハメに
なるのです。
悪い顧客に
利益を持っていかれ続けたら
会社が
成長するワケないよね。
従業員の給料を
上げることできないよね。
分散を放棄したら、
そうなるよね。
だって、顧客の分散って
一般的な法人の義務なんだもの。
義務を放棄して
生き残れるようには
制度上、そうなってない。
そういう制度で
社会が動くように
この国の法律が
出来てるんです。
社長と元上司の関係
社長と元上司の関係なだけ
事業継承も起こらない
この手の企業は
二代目への事業継承は
起こりません。
社長の引退、
イコール、廃業。
スタートは、社長が
元々いた会社の業務を
請け負ったこと。
その売上を伸ばしたこと。
っていうか、
伸びちゃったこと。
そうすることで、
簡単に受注できる。
売上が伸びる。
いつのまにか、
営業をしなくなり
取引先が限定される。
取引先が限定されていても
会社が回るので
「営業」のセクションを
置かなくなる。
いつのまにか、
取引先に依存して
相手の要求する金額を
受けざるえなくなる…。
はじめに
カンタンに仕事が
受注できてしまったことで、
他の業務の柱が
構築できなかったのです。
営業しないし、
昇給しないし、
社員は定着しないし、
技術の蓄積もないし、
礎の構築もない…
これじゃ、
続かないですよ。
社長と、元上司の関係でしか
ないので、
2代目への継承も起こらない。
元いた会社の
元上司が失脚すれば
もう、仕事は降りてこないし
社長が引退しても
元いた会社は
気兼ねすることなく
いままでより
もっともっと買い叩ける。
早々、破綻廃業させるほどに
圧力をかけて絞り尽くす。
こんなカンジで、
「派遣業」を柱に、
他に業務拡大なんて、
結局、できるワケ、
なかったのです。
営業力、販売力の
確立ができてない状態で
会社が立ち上がって、
でも、
元々いた会社には
なにもしなくても
売れてしまう…
営業なんかしなくても
売れてしまう…
この状態から
始まったので、
取引先の分散の重要性に
まったく気づかず、
気づいた時には遅かった…
もしくは、
取引先の分散の重要性なんて
経営者として痛いほど
わかっているけど、
実現出来なかった…。
ゆっくりと廃業する
下請けのまま、派遣のまま
ゆっくりと廃業する
だからこそ、
この手のタイプの会社の
着地点は、
もう…
下請けなら、
下請けのままで
いいじゃない。
派遣業なら、
派遣業のままで
いいじゃない。
現実的に、
顧客の分散が
できていない状態で、
売上規模や
従業員規模が
上がってしまうと
もう、立て直せない。
だから、
その社長の代で、
会社は終わらせる。
そうやって、
無理のない、
身の丈にあった
着地点を設定して、
損失のない廃業を
していけばいい。
変に調子に乗って
別なコトで
業務を拡大しようとするから
ロクなことに
ならないのです。
派遣業で
ピンハネしてきた利益を
食いつぶすことに
なるのです。
下請けで受注できたのは
商売がうまかった
ワケではない。
元いた会社に
都合よく使われただけ
なんだって
気づくべきなのです。
で、なにが
いいたいのかというと…
こういうタイプの
中小企業に就職すると、
転職は絶対に起こるのです。
向こうからやってくるのです。
避けられないんです。
会社の血統
会社の血統。
野良犬みたいな会社
こういうタイプの
中小企業に就職すると、
転職は絶対に起こるのです。
向こうからやってくる。
避けられない。
さて、
このページで登場している
「こういうタイプ」の会社って、
社長さんが元いた会社の
下請けを前提として設立した
会社のことを指してます。
大企業からの
資本提携もなく、
単に、
都合のいい部署を
設立させられただけ…
…みたいな会社。
コトバは悪いですけど、
血統書のない
野良犬みたいな会社です。
血統が悪いんです。
ですので、
中小企業に就職するなら
血統のいい企業に
就職するなら
事情はもっと良くなります。
いい血統?…とは
いい系統。
つまりは、大企業の
「系列」であり
資本提供を受けた
連結子会社であること。
そうすれば、
下請けといえども
事情はぜんぜん異なって
いきます。
野良犬は、
しょせん野良犬で…
「子」会社じゃないんです。
「血統」のつながりが、
「資金」のつながりが、
「株式」のつながりが、
「信頼」のつながりが、
「信用」のつながりが、
「ない」んです。
「つながり」がない。
キレイごとでは
はじまらない。
清廉なる「つながり」とは
泥くさくて地道な歴史により
紡がれるのです。
本質は、
次の記事にあります。
取引先が
分散されてないほうが、
負けなのです。
買い叩かれない「側」に属す。
物乞いを見る目を
されないために。
客層が悪いとは
どういうことか?
もしくは…
確実に貧乏脱出できる
転職方法・一人暮らしの就職
国税庁の調査結果から
立場の違いを見極めよう。
簡単に、勝手に、物理的に、
自分の能力を上げずに
現状の「ありのまま」の
自分のままで
年収300万円以上に
なっちゃう方法。
いい客層と、いい血統。